ちょっとミステリアスな「大神 零」はコード:ブレイカー(存在しない者)であり、手から青い炎をだし悪人を燃やすバイトをしている男子高校生と学園アイドルでみんなから華奢で、はかなげで、清楚な女の子。と言われているがその正体は武士道女の「桜小路 桜」の物語。
混沌の社会を切る、悪をもって悪を討つ少年と、強い心身を持つ少女の物語。おすすめ度
★★★★★
「SAMURAI DEEPER KYO」も「しろがねの鴉」も知らなかった私ですが「悪には悪を! 蒼茫のダークヒーロー見参!」というマガジン表紙の謳い文句に惹かれ、立ち読みでは済まず購入。以後、最大の楽しみとなった漫画です。
異能者・大神零は自らを「誰よりも悪」と定義し、「目には目を 歯には歯を 悪には悪を」と、弱者を貪る他の悪を退治する「コード・ブレイカー」。その殺しを目撃した武道の達人・桜小路桜は「悪人でも他者が殺していい訳はない」との信念の元に彼を止めようとしますが、大神は彼女を邪魔者と判断。排除しようとするものの、なぜか彼女には自らの異能が発動せず、以後、桜を「珍種」と呼んで監視することになる……そんなあらすじの一巻です。
桜の性善説を戯言と一蹴し、法をかいくぐる悪を斃すのに暴力以外の手段はないと行動で示す大神。冷酷な悪のはずの彼の眼は、けれど正義の怒りに燃え、悲哀に満ちています。どれだけ無力さを痛感しても、どれだけ恐怖を味わっても正義を曲げない桜は、彼の心に触れることができるのか? ただ悪を討てば良しとせず、絶望のみを背負う少年と人を信じる少女を主人公にすることで、軽薄な格好良さとは一線を画する重みを詰めるのに成功しています。しかし少年漫画としての面白さを忘れず、スタイリッシュ・アクションやコミカルな日常描写も、とても力を入れて描かれている。これは素晴らしいことだと思います。上条氏の名前をこの漫画で初めて知った私には、衝撃でした。
登場人物は魅力的(特に『犬』と『子犬』の可愛さは最高!)だし、ストーリーもいい。設定は謎だらけなのにわかりやすく、今マガジンでTOP3に入る面白さ。まず一冊!買って損はない漫画です!
中々(・∀・)おすすめ度
★★★★☆
マガジン本誌で読む限り中々面白い
前作のしろがねの鴉はつまらないし
訳分からないまま打ち切り
今作は今の所GENKAITOPPA('A`)が無いのも良い
すばらしい
おすすめ度 ★★★★★
大変良く出来ています
。値段の割には上出来。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。