エロに圧倒されるか、エロを濾過して想いの真意を汲み取ることができるか、読者を選ぶ作品だと思います。 アダルトな描写だけど、過激になればなるほど、彼らの想いが胸にストレートに伝わってきて、悲しくなったり、淋しくなったり、胸が締め付けられます…。 登場人物達に感情移入してしまいました。 どうしてもっと早く読まなかったのか、後悔しています。
よりリアルに想いを切り取った、ハードな薔薇世界の虜になりたい貴女へ。おすすめ度
★★★★☆
★4の上。
著者のBL3冊目(通算11冊目)。
借金のカタに送り込まれた青年と、それを享受する青年の、唐突な始まりと、その終わり『OH MY BITCH!』は全4話で、官能のリアリズムに心情の移ろいをシンプルに交錯させた著者らしい作品。
慈愛のために身を汚す神父と、神父のために手を汚す青年のドラマ『father』は、著者の初期作品によくみられた『行き止まりの狂気』をミゴトにダークポエム化させた逸品。
男と男の日常のひとコマ『ただいまダーリン』。
男と男の始まりの一頁『ヤバイって』。
失った想いへの追悼記。あるいは、隙間塞ぎの戯れ『さよなら恋人』。
2冊目BL『BODY TALK』とほぼ同一スタイルで描かれた作品集ながら、漫画チックにヒネクレハートな成分は目減りして、よりシンプルに日常を切り取り、よりリアルでハードな方向性をともなってきました。
男性向け成年コミックスにしろ女性向けBLにしろ、ハードにエロを追求する姿勢が素晴らしい限り。
あくまで心情描写の羅列により、官能を凝縮させていくというスタイルが真骨頂な作家様なので、『人と人がぶつかり合うことによって産まれてくる感情』を汲みとるのが苦手な方にはお薦めできない方向性も大いに含んでいます。
著者が読み手を選ぶとすれば、その直球でハードなエロ描写よりも、読み手の感受性の受け皿の方が大きなハードルになるでしょう。
無論、『BODY TALK』同様、殿方へのお薦めはいたしかねます。
シリアスな想いが紡ぎ合う、リアルにドキドキな官能を感じとりたい、大人な貴女へ。
濃厚おすすめ度
★★★☆☆
エロの描写が濃くて、どう考えてもアダルト漫画でしょう。男性向なら18禁の内容です。
絵柄は綺麗ですが内容は…ヤッてるだけですよね。
エロ重視の方にはオススメです。
ストーリー重視の方、BL初心者の方にはすすめません。
精液くらいはいいですが尿をかけたりは苦手です…。そんな話もあるので注意です。
個人的には同棲カップルの話「ただいまダーリン」の受けが可愛くて好きです。
ツン受け…。
アダルトコミックの間違いでは・・・?おすすめ度
★★★☆☆
BENNY’SさんのANIMAL PLAY とセットのような形での売出しですね。
エロいとの評判で読んでみましたがBLというよりはほぼアダルトの世界でしょう。
ここまでくると私には拒否反応しか残りませんでした。
BL好きなかたよりも男同士でのH描写も平気な男性向きかも。
成人指定おすすめ度
★★★★☆
センシティブなタッチでハードエロティックな作品集です。
ただ、このエロティックが半端ないというか、どうしてこれが成人指定じゃないのか気になるところです。
女性向けの規制は(何故か)ゆるゆるなので、この本が小学生でも手にとれるカテゴリに位置づけられると思うと居たたまれない気分です。
内容には余韻を残す終わり方をする作品ばかりなので、ラブラブハッピーエンドが好きな方には向かないかもしれません。
マニアックなエロが多く、BLでは他になかなか類を見ない作品をかかれる方なので、個人的には気に入っています。
まさに夢のコラボです。
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。これは買わねばならないでしょう!
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!