出だしに続くマリリン・モンローの曲がドはまりで素晴らしい。上質なミュージカルを聴いているようです。唯一「ワインレッドの心」はなくても良かったのでは?全体的にお洒落なショータイムみたいなムードをキープしているのがここだけ昭和っぽくなってるような・・・。「バードランドの子守唄」も良いです。何もジャズのナンバーだからジャズっぽく唄わなければダメ、みたいな偏見は無用で、これも一つの正解。
どんな曲でもDOUBLE色に!おすすめ度
★★★★★
DOUBLEをお姉さんが生きていらっしゃるときから注目してきましたが、
この作品はDOUBLEのアルバムの中でもいちばん好きな作品です。
私はジャズに詳しくないので、このアルバムを「ジャズアルバム」と
カテゴライズすることには疑問を感じますが、ソウル・R&B(古きよき時代の)・ジャズという
「黒人音楽(あえて漢字で書く)」と考えると、とてもよい出来ではないかと思います。
M2のマリリン・モンローのカバーは、あのきらきらした感じはDOUBLEだからこそ。
M6は往年の名曲ですが、さらりとハイトーンヴォイスで歌い上げる、それこそDOUBLE色に染めてしまう。
(このレビューであまり評価の良くないM5もDOUBLEの歌唱力ならでは)。
またSOULIVEとのコラボM6〜M8はシンプルな構成ながらグルーヴ感がすばらしい。
ぶっちゃけ私は「ルパン三世」の曲はなくてもいいと思った。
けどこの曲があるからこそこのアルバムができたのかな
という気もするし。
TAKAKOさんは、アルバムを作るときに音源からジャケットまで
すべて自分がかかわって作業をするそうです。
彼女の美学がわかる気がします。
ムードミュージックおすすめ度
★★★★☆
ひたすらDOUBLEの歌うワインレッドの心を聴きたくて購入。
もともと彼女のCDを何枚か持っていたので、彼女のプロ魂は
分かっているつもり。寝る前にしっとりとした彼女の声を聴いていると
すごく安らぎます。そしてこれはきっと夏の夜のドライブに窓を
開けて聴くのもグーだと思う。
でも、普段ジャズを聴いているひとにとっては、ちょっと物足りない
かもしれないかな・・・。
ジャズ初心者と言ったら失礼だけど、入門編として聴くのにはいいと思います。ジャズを聴くきっかけになるならいいな、って。
もっとみんなジャズを好きになってほしいな。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!