歴史を感じますおすすめ度
★★★★★
名曲アルバムという番組は時間も短いですし、別に意識してみる番組ではないのだけれど、テレビで放送しているとつい見入ってしまう。そんな番組でした。
最近クラシックのオムニバスを使ったヒーリングアルバムが流行のようですが、オリジナルを切り刻むだけでは効果は薄いと思います。
今、改めて聴いてみたのですが、心地よい編曲や演奏はさすがだと思いました。確かにオリジナルに手は加えられていますが、必要最小限といった形で気になることは余りありませんでした。私はこのあえて手を加えたことに、このアルバムの価値があると思っています。
MP3プレーヤーで通勤電車の中で聴いていますが、雑踏を忘れさせてくれるさわやかさがあります。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
NHKテレビの長寿番組『名曲アルバム』は、耳になじみのクラシック音楽を、世界各地の美しい映像とともにお茶の間に届けている。そこからオリジナル放送音源を集めた既発売のCD20枚から、2種のベスト盤が作られた。『やすらぎの名曲ベスト30』という副題のついた本盤はその1つで、まったりとした味わいの心落ちつく30曲を集めている。
演奏者は、日本の一流どころがそろっている。CD1の<6>は堀了介のチェロを4つのハープ及び石丸寛指揮、東京フィルハーモニー交響楽団が伴奏するというめずらしい編曲だ。<12>は花房晴美の独奏に外山雄三指揮のNHK交響楽団、<15>は荘村清志のギター独奏で、CD2の<7>は伊藤恵のピアノ独奏となっている。
番組の長さに合わせ、どの曲も演奏時間は5分弱。それより長い曲は1部をはしょり、短い曲は繰り返しを増やしたり前奏や間奏がつけ加えられたりしている。添付のブックレットには、番組放映時に使われたナレーションの文章が収められている。それを読みながら聴くという楽しみも味わえる。(松本泰樹)