放送開始を首を長くして待っていた『俗・さよなら絶望先生』でしたが、いざ始まってみると、正直んー…って感じでした。キャラの声をシャッフルしてみたりとか、いらんことすなって感じでした。斬新な表現の数々はインパクトはあったけど、どうもうけつけなかった…。まー、僕の好みの問題かな?
が番組の終盤ら辺にはそういったもんがなく、いい感じ♪これだけで第四集は買い!なのですが、特筆したいのが最終回の節分のお話。木津さんが「うなぁぁ〜」って叫びますが、これこれっ!これぜひ聞きたかったんです!(笑)。原作ではよく言ってますがアニメでは初なのでは!?たぶん。
1期を完全に上回った2期。3期希望!!おすすめ度
★★★★★
最終回は、フルカラー完全版OP・最終回限定ED(曲・オマモリ)と最後の最後まで視聴者のテンションを弛緩させることなく終了しました。(OPのダンスシーンの高クォリティには思わず「おお!」と声が上がりました)途中から解っていたことですが、「あの1期を上回った!」んです。しかも、さらに原作を忠実にアニメにして。他作品と比較して賞賛するのは低レベルなので控えたいのですが、他のアニメでの1期の好評を受けての2期で、なんだかなあ〜的な作品が散見される中、さらに突き抜けてくれた「俗・さよなら絶望先生」に素直に拍手をしたい気持ちです。
第4巻は4話収録。
第十話「劣化流水」「痴人のアリ」「一見の條件」(「デチューンの話」「アリアリ詐欺の話」「一見様の話」)
第十一話「黒い十二人の絶望少女」「今宵今夜のこの月が僕の涙で曇りますように」(市川昆監督追悼?のような横溝正史的な原作に無いオリジナルと七夕の話)
第十二話「着陸の栄え」「或る女 役」「波に乗ってくるポロロッカ」(「ソフトランディングの話」「他人のドラマに巻き込まれる話」「ポロロッカの話」)
第十三話「鎌倉妙本寺解雇」「大導寺信輔の音声」「あにいもうとという前提で」
(「追い出された鬼の話」「芽留の声オーディションの話」「なんでも前提社会の話」
さよなら絶望先生の原作を知っている人のなかには自分の好きなエピソードが今期アニメに
ならなかったことに落胆している人もいるはず。(自分的には木野VS久藤の本のタイトル
つけ対決が見たかった…)
そんな方は3期に期待しましょう。
DVD3万売れたら3期らしいです。
4巻で3万ということは、全巻購入者が7500人いればよいわけです。
僕は全巻予約しました。僕みたいなのがあと7499人いれば来期アリです。
あなたもその一人になりませんか?
上出来
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
久米田康治の人気カルト・コミックを原作に、どんなこともネガティヴにしか捉えられない教師・糸色望(神谷浩史)とその生徒たちの絶望的な(?)交流を描いたTVアニメーション第2シリーズのDVD第4弾最終巻。第十話「劣化流水」「痴人のアリ」「一見の條件」、第十一話「黒い十二人の絶望少女」「今月今夜のこの月が僕の涙で曇りますように」、第十二話「着陸の栄え」「或る女 役」「波に乗ってくるポロロッカ」、第十三話(最終回)「鎌倉妙法蓮寺解雇」「大道寺信輔の音声」「あにいもうと、という前提で」の4話11エピソード収録。最終巻だけ1話多いのは実に嬉しいが、ぶっ続けで観るとかなり疲労困憊することに、絶望した! ありとあらゆる表現法を駆使して、もはや“暴走のアニメ”ならぬ“アニメの暴走”といったテイストで突き進みきった第2期の本作、第1期よりも当然過激なノリで、そこに賛否もあるだろうが、こうした暴走を許容しきれた原作の器のでかさも改めて思い知らされる。果たして第3期はあるのか? それについて何も答えを持たない自分に、絶望した!(増當竜也)