七転八倒の道中おすすめ度
★★★☆☆
角川書店・月刊ドラゴンエイジ連載/森山大輔原作
「クロノクルセイド」TVアニメ第13,14話を収録したDVD7巻です。
時は西暦1928年のニューヨーク。悪魔により行方不明となった弟・ヨシュアを捜すため
悪魔祓いのプロとなったシスター・ロゼットと、彼女の魂(寿命)を契約の代償として
力を発動させる爵位剥奪者・悪魔クロノの痛快銃撃アクション作品です。
(総合5.5/10点)
Chapter13「姉」★★★☆☆5/10点
ヨシュア救出のためサンフランシスコへ向かう列車で起きる
罪人リゼールとのリベンジマッチが壮絶です。動く閉鎖空間で爆破、襲撃と映画ばりの
緊張感が迫力を生み出しています。衣服と皮膚を切り裂かれても姉として自分の信念を
曲げない彼女の強さと、アイオーンに認められぬ彼女の苛立ちが相対的に描かれています。
変にエロス方面の描写を強調していなかったのも好感触でした。
Chapter14「祈り」★★★☆☆6/10点
サテラの助けを借りる一同。風邪をひいたクロノのため
奮闘するロゼットと二人の絆を描いた暖かみのある物語です。前回の騒動で無一文に
なってサテラにすがって行き倒れる笑いと癒しに満ちています。乙女の祈りという
言葉がよく似合うロゼットの恥じらいがとても可愛らしく、なんだかこそばゆい感じがします。
クロノクルセイド 7巻おすすめ度
★★★★☆
物語もクライマックスを前に大きな動きをみせる「クロノクルセイド」。ロゼットの弟・ヨシュアを探すためサンフランシスコを目指す旅に出た、ロゼット、クロノ、アズマリアですが、ロゼットの天敵・サテラと鉢合わせたり、かつてクロノと共に「罪人(とがびと)」と呼ばれ、ロゼットの弟を連れ去ったアイオーンを慕う悪魔・リーゼルが乗客を操り人質に取るなど、前途多難。劣勢に立たされ、重苦しい雰囲気で進むシリアスなストーリーが13話の全体的な印象ですが、14話のキャラ総動員で繰り広げるパロディーとのギャップが凄い!ロゼットやアズのデフォルメの効いたキャラデザは他の回でも、もっと登場させて欲しいくらいキャラクターに合ってるし、最終回を観た後だと、この頃の雰囲気が何とも恋しいのです。
上出来
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!