大名作★おすすめ度
★★★★★
今更言うまでもないかもしれませんが大傑作でしょう。アンソニーホプキンスの名演(元精神科医ハンニバル・レクター役)はもちろん、映像、構成共に非常にクオリティも高く、ポピュラー性への配慮もあり、完成されていると思います。そして単純に怖い。底冷えするほどの狂気と異常ではあるが至高の知性を感じさせられて、思わずレクター博士にうっとりさせられてしまいました。他のサイコな作品とは一線を画しているように感じます。続編としてハンニバルが制作されましたが、個人的には前編であるこちらの方をお薦めします。どちらも楽しめる作品ですが、まずはこちらから…。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。他の方がコメントされているとおり、
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!
概要
大柄な白人女性が皮を剥がれて殺されるという、残酷な事件が多発していた。捜査に行き詰まったFBIは、獄中のレクター博士に協力を求めて犯人像を割りだすよう、訓練生のクラリスに命令する。レクター博士は、自らの患者を9人も惨殺して食べた、天才精神科医だった。
紳士で知的な殺人鬼、レクター博士。この極端な二面性をもった役柄を、アンソニー・ホプキンスが実に魅力的に演じている。ジョディー・フォスター演じる純粋で実直なクラリスと、レクターとの人物対比が秀逸だ。後半に登場する狂気の染みついた犯人の家は、その情景描写だけで十分に気味が悪い。そこでの緊張感あふれるクライマックスシーンは、まさに映画の醍醐味といえる。
アカデミー賞の主要5部門を独占。サイコサスペンス映画として、1つの頂点を極めた作品である。(ビーンズおがわ)