確かに良い作品だがおすすめ度
★★★☆☆
前作 ビギンズ とは一線を画する作品。(続編ではあるが)
早逝したヒースの演じるジョーカーは“真の悪”とは何かを教えてくれる。
対するバットマン=ブルース・ウェインは全編を通じ、ジョーカーに翻弄されながらも
頑なに自分流の正義を貫く。
まるで黙示録を見るような息をのむ対決だが、とにかく長い。
二転三転するストーリー展開も良いのだが、やや強引に話を伸ばしている
感も否めない。(ジョーカーを簡単に脱獄させてしまったり・・・)
しかしながら、ティムバートン版のバットマンより更にダークなバットマン像を
確立したと言えるでしょう。
バットスーツもバージョンアップし、新メカ? バット・ポッド も超クール。
ヒースの演じるジョーカーが再び観れないのが残念だ。
悪は揺るがず、善は…おすすめ度
★★★★★
DCコミックの二大ヒーロー、スーパーマンが光ならば、バットマンは闇である。正義のヒーローがスッカと悪党をやっつける。バットマンはそんな単純なヒーローでは無い。むしろヒーローという称号すら自ら否定しているようにみえる。主人公の複雑な背景はその世界観にも影響している。こんなシーンがある。ジョーカーの無差別爆破テロ予告によりゴッサムシティを脱出する二隻の客船。一方には善良な市民が乗船し、もう一方には囚人が乗船している。そこにジョーカーの罠が。双方の船に爆弾が仕掛けられていて、しかも起爆スイッチは互いの船にある。生き残りたければ先に相手を爆破するしかないのだ。市民たちは様々な意見の末、スイッチを押すのを断念するが、囚人たちは市民の決断より早くスイッチを押さない事を決める。まるで俺たちは悪党だからスイッチを押されても当然というように。悪の権化ともいえるジョーカーを始めとする悪は潔いくらい、その行動に悩みが無い。対して善、正義の側は自分の行動に懊悩し、ついには悪に堕ちて行く者すらいる。何故、正義は苦しまなければならないのか? その中でバットマンの取った選択に我々は戦慄せざるをえない。娯楽作を見終わったカタルシスを得る事は出来ない。むしろその衝撃に打ちのめされてしまうのだ。ダークナイトはエンターテイメントの殻を被った社会派ドラマでもあるのだ。この問題作を見逃したら、あなたは生涯後悔するだろう。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
!いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。