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陰日向に咲く

劇団ひとり
おすすめ度:★★★★★
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素直に面白かった
おすすめ度 ★★★★☆

 素直に読めた。最初の登場人物から彼の周囲にいる人へと主人公が入れ替わってゆく。ある種独特の手法でひとつの読み物として完成させている。書き下ろしの作品とは思えないほどいい出来で、素直に面白かった。



読まず嫌いはいけませんね
おすすめ度 ★★★★★

本書を読んで、劇団ひとりが一人何役もやる、オムニバス形式のドラマ(都会のシェイクスピア)を思い出した。
あれもまた、一人ひとりのキャラクターのなんともいえないおかしさと寂しさが漂う作品だったが、本作もまさにそんな雰囲気。
あの独特の雰囲気を書籍でも表現できるのだから、やっぱり文章力は相当なものなのだろう。

個人的には第一話が一番面白かった。
むしろ、最終話はちょっと冷めたかも。

次回作はいつ出るのだろう?



誰にでも書けそうで、実は「劇団ひとり」にしか書けない小説
おすすめ度 ★★★☆☆

芸人「劇団ひとり」が書き下ろした話題の短編集。

ホームレスに憧れ、数ヶ月間実際になってしまうサラリーマン、アイドルおたく、少しピントのずれたフリーターの女の子、ギャンブルで借金まみれになり、首がまわらなくなった男、家出して浅草のストリップ劇場の下働きをしていて、売れないお笑い芸人とコンビを組む女の子。こんな、人生を落ちこぼれ寸前ながらも、大真面目に一生懸命生きる人々を描いている。彼ら彼女らを見る「劇団ひとり」の目は限りなく優しい。また彼のコントを彷彿させるようなオチも各編に見られる。

本書は、誰にでも書けそうで、実は「劇団ひとり」にしか書けない小説である。



いい本とは
おすすめ度 ★★★★☆

もともとプロの作家でない人間の書いた小説に偏見があり、
なおかつ、個人的に芸能人としての「劇団ひとり」が嫌いだ
ったこともあって、この本を手に取るにはかなりの勇気が必要
でした。だけど、素直に楽しめました。

確かに、「ブンガク」としてはあまり洗練されていませんが、
読者を楽しませる「商品」という意味では、とてもよく出来た
小説だと思います。むしろ、まどろっこしい表現を使わずに
自分自身の素直な「言葉」で綴られた物語は、とても読みやすい。
日陰の人生を歩む人たちのドラマには、読む者を惹きつける力が
あります。

芸能人としてのネームバリューがなくとも、多くの人の心に
響く小説なのでしょう。複雑なプロットや凝った表現テクニ
ックで誤魔化してない分、余計にそう感じるのかも。
文学賞の受賞した本が「良い本」なのではなく、たくさん
の人に読まれる本が「良い本」なのかもしれないと、認識
を新たにする思いです。

もちろんこれはこの小説に対する個人的な評価であり、
「劇団ひとり」に対する評価ではありません。



細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★

まさに夢のコラボです 。これは買わねばならないでしょう!
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。



劇団ひとり 動画

劇団ひとり



北村有香 劇団ひとり 徳南晴一郎