駒は揃ったおすすめ度
★★★☆☆
角川書店・月刊ドラゴンエイジ連載/森山大輔原作
「クロノクルセイド」TVアニメ第15,16話を収録したDVD8巻です。
時は西暦1928年のニューヨーク。悪魔により行方不明となった弟・ヨシュアを捜すため
悪魔祓いのプロとなったシスター・ロゼットと、彼女の魂(寿命)を契約の代償として
力を発動させる爵位剥奪者・悪魔クロノの痛快銃撃アクション作品です。
(総合6/10点)
Chapter15「追手」★★★☆☆(6/10点)
アイオーンとクロノの過去に何があったのか?罪人と呼ばれる真実に迫りながら、
悪魔が悪であるという定説さえ歪ませるマグダラ支部の芯の強さが滲み出る物語です。
特に会議場で激しく主張するシスターの格好良さにはグッとくるものがあります。
ただのトラブルメーカーに過ぎなかった彼女自身の正体が暴かれ、事態の急展開に
緊張感が高まり、ますます見逃せません。
Chapter16「信仰者」★★★☆☆(6/10点)
悪魔との共同作戦の中、家族を失ったサテラが過去と現在の自分に揺れる葛藤を描いています。
彼女の怨み、怒り、哀しみを全て踏み潰すアイオーンの力が圧倒的で、人間の非力さと
今までの自身の人生を全否定する悪の非道さが残酷かつ強烈に描かれています。
家族への想いに溢れる彼女の嘆きがあまりに不憫で胸が痛みます。・・・負けるなサテラ。
う~ん、なかなか!!おすすめ度
★★★☆☆
キャ~、ステキ~、アイオーンさまサイコ~。あの不敵な笑みをうかべながら、ロゼット、クロノを手玉にとる最強っぷり、余裕を振りまく立ち居振る舞い。ステラが家族の敵を追っていると知りながら、耳元で犯行宣言をささやく、いやらしさ、色っぽさ。もう最高。これぞ悪の華。そしてそれにのっかる井上和彦さんの美声。絶妙で見事な取り合わせ、これほどアイオーンのキャラをひきたてる取り合わせはないね。そんな魅力がむちゃくちゃ出ているのが2話目「信仰者」。この回はアイオーンが主役だ。て、言うかアイオーンが出るとほかのキャラがかすむかすむ、この作品が全体に健気ムード全開で、ロゼットもクロノも、アズマリアもステラも、それにヨシュアやフィオレもがんばってますオーラを出しまくってる、しかもそれに、川上とも子さん、石田彰さんという熱血声声優が主役の声を当てているのだから暑さ百倍。けどその中、唯一そんな展開を楽しんでるキャラがボクらのアイオーンさま。これでこそ重っ苦しく、暑っ苦しいのダメなボクにアイオーンさまサイコーを叫ばせてくれちゃうのだ。やっぱりラスボスだから最後には、「そ、そんなばかなっ」とか言ってやられちゃうのかなぁ。やだなぁ。ぜひともアイオーンには最後の最後まで不適な敵役として主役陣をいじめにいじめ抜いてほしいんだけど。
クロノクルセイド 通常版 DVD8巻おすすめ度
★★★★☆
ロゼットやクロノ、アズマリアにサテラと、悪魔と戦うために集った仲間たちが互いを理解し合い、結束を結ぼうという時、敵対するはずの悪魔・デュフォーがロゼット達の前に現れ、ある提案を持ちかけた事で、ロゼットたちは困惑する。それは、クロノが罪人(とがびと)と呼ばれるようになった過去と大きく関わるものであり、ロゼットの決断が仲間たちに戸惑いを与え、サテラとの間には確執が生まれてしまう。そんな中、悪魔・アイオーンがサテラの前に現れ、深い悲しみと傷を心に負った彼女を追い詰めていく。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。他の方がコメントされているとおり、
ホント満点を付けても良い出来です。