でもワンダーウーマンとの恋愛模様があったりしたりしてちゃんと見所はあります。他のヒーローを知らないので註を読みながら読んでいたら黒幕の正体があっさりばらされているのでそこは注意して下さい。何も考えなくてもすぱすぱ読み進められますね。
個人的にラストの黒幕とのやりとりは結構じーんとくるものがありました。愛するが故の憎しみというかね。ここらへんのやりとりは賛否両論があるんですが自分的には全然よかったです。
名作の続編おすすめ度
★★★★★
まずは翻訳版を出してくれたことに感謝。名作「ダークナイト・リターンズ」の続編ということもあって、
以前、原書でトライしてみたものの、英語の読解力のなさは無論、DCキャラに疎いのも災いしてか
「BOOK TWO」の途中から話のディテールがさっぱり理解できなかったので。
で、本書の、スーパーヒーローが入り乱れて巨悪に立ち向かうという、言ってみれば、アメコミの範疇に
収束するストーリーは、名作「リターンズ」のインパクトと比べると明らかに分が悪い。
ただ、単独の作品としてみると、ミラーのストーリーテリングとアート、そして彼の片腕、LYNN VARLEYの
カラーリング(実は本書のいちばん素晴らしいところなのでは?)が作り上げる作品の世界にどっぷりと浸か
れることは間違いない。
面白いが初心者には辛い・・・おすすめ度
★★★★★
シン・シティでも脚光を浴びているフランク・ミラーが描くバットマン。
骨太な絵と思想にくらくら来るぐらいしびれます。大変面白いです。
だけど、アメコミ初心者には辛いです。全くお薦めできません。
まず、少なくともこのストライクス・アゲインの前のコミックである
ダークナイト・リターンズを読んでいなければなりません。加えて
DCコミックのキャラに通じていないと何がなんだかわからないことでしょう。
葛藤と喝采(かっさい)おすすめ度
★★★★☆
バットマンの魅力は、特別な超能力を使って戦うのではなく、自分で獲得した意志と、知恵、力で戦うところ。激情を持ちながら、それをコントロールしている葛藤も、まさに、ハードボイルド。 そのバットマンも歳をとり、やや、激情にかられてからまわりした前作に、(壮年までのバットマンとは、)違う魅力を輝かせ決着をつけてくれました。歳を重ねていくバットマンの活躍がこれからも楽しみなってくる一冊でした。・・・・ところで、この本もそうですが、バットマンを好きな人って、スーパーマンが脳天気に見える人結構いるみたいですね。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
ホント満点を付けても良い出来です。