このアルバムが名曲揃いなのは皆さんご存知なので、あまり語られていない「涙がこぼれそう」について書きます。「・・・お金はちゃんと払うから・・・」なんて歌詞、馬場さんにしか書けません!この赤裸々な歌詞に対抗できるのは、近頃の邦楽ではCOCCOの「強く儚い者たち」位で、他にないのでは?この曲を初めて聴いた06年、「今の俺の事を歌ってるの?」と本当に驚きました。(ちなみに私は、馴染みの「手のひらの君」とのお別れの際、もう1枚このアルバムを購入し、花束と一緒にプレゼントしました。おしまい。)
運転手は馬場だ。車掌は僕等だ。乗客は日常だ。おすすめ度
★★★★★
このアルバムに限らず馬場さんの曲は「歌声」が前面に出ていて歌詞がとても聴き取りやすい。つまり心に響きやすい。
そしてこのアルバムは前向きベクトルのもと、人生のあらゆる側面や、見過ごしがちなディテールにも暖かく微笑ましい視線を当てて綴った歌詞が素晴らしく、メロディもいろんな表情のものがありそしてどれもメロディアス。
シンガー・ソングライターとして、人間としての馬場さんの魅力が詰まりに詰まった大名作です。
これが洋楽アルバムなら2006年度グラミー最優秀アルバム賞は確実だったでしょう。
馬場俊英にピース!ピース!ピース!ピース!ピース!おすすめ度
★★★★★
久しぶりに男の歌を聴いた。四十路男の琴線に触れる音楽はそうあるもんじゃない。アルバム1曲目の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」はいまでも毎日通勤で聴いて、気合を入れている。困るのは思わず歌い叫びたくなること。“Hey Boys do it”って心で何度もリフレインしている。全世代、特に30代以上の男性にぜひ聴いてもらいたい。忘れかけていた何かを感じるはずです。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。値段の割には上出来。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!