Speed&Power in 60's USAおすすめ度
★★★★★
このライブ映像はThe Beach Boysが絶好調で、頂点を極めつつある時期のテレビライブ！Brian Wilsonの溢れんばかりの才能を感じて欲しい！否、Brian Wilsonだけでは無い。Al、Mike、Dennis、Carlの若さ漲るパフォーマンスも見逃せない。
60年代と言う時代のひとコマを垣間見る事が出来る。タイムスリップして「Surfin' USA」「Fun,Fun,Fun」を一緒に歌おう。世紀を超えてもなおこのグループがなぜ支持され続けるのか、その答えが貴方の中で見つかるだろう。「Pet Sounds」云々を抜きに、彼らの魅力の原点が詰まっている。
すばらしい
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
長らく失われていたこのコンサート・ビデオの収録時間は、わずか22分間。あっという間に終わってしまう。それでも、ビーチ・ボーイズのファンは本作に大喜びするだろう。デジタル・マスター処理された映像と音声のクオリティーが抜群で、ぜひともビーチ・ボーイズ・コレクションに加えたい1作となっているからだ。このライブは1964年3月14日に収録されたもので、ビートルズやレスリー・ゴーアも出演していたコンサートの一部である。彼らの演奏は有線テレビで放送され、黄色い歓声を上げるファンたちが集まった映画館でも上映された。その後、ビーチ・ボーイズの出演部分は人目に触れぬままになっていたが、1998年になって再発見されたのである。
観客席をとらえたショットの数々は、サーフィン・ブーム真っ盛りだった頃の10代のオーディエンスの様子を見事に伝えている。TVドラマ「ギジェットは15才」を思わせるヘア・スタイルがずらりと並ぶ中、群集に時おり混じっている親たちは、会場の熱気に圧倒されているようだ。しかし、ここで重要なのは音楽である。当時のビーチ・ボーイズは絶好調だった。本作では、初期のヒット・ナンバーの大部分が演奏されている（「Fun, Fun, Fun」、「Little Deuce Coupe」、「In My Room」）。リード・ボーカリストのマイク・ラブはノリノリだ。その反面、バンド・リーダーのブライアン・ウィルソンはライブ・パフォーマンスに嫌気が差しつつあるような表情を早くも見せており、興味深い。その彼も、「Papa Oom Mow-Mow」の奇抜なカバーでヒート・アップ。この演奏により、本作は時代を超えた宝物となった。脂が乗り切っていた時期のビーチ・ボーイズの姿がここにある。ウィルソンがスタジオという名の隠れ家に引きこもるのは、この後のことだ。（Jeff Shannon, Amazon.com）
