This was given to me as a present from a former student. A fine gift! I'm looking forward to reading this in Japanese because I'm interested to see how it feels in the native language. The story follows two strangers whose lives are strongly interwoven. The boy runs away from home and the old man searches for him. Simple enough, but the pair of them are damaged. In the end they are fixed. The book seems to point one way and then finally leaves certain things just up in the air, but focuses so strongly on the characters that you don't mind the magic left alone. Maybe too many books play around with setting details and don't make us care enough about the characters. A satisfying read with plenty of shocks along the way.
ディープな村上ファンではないのですが、海辺のカフカは面白かったです!おすすめ度
★★★★★
海辺のカフカは、村上春樹の中でも、特に面白く感じました!
コミカルな面も多く、誰に勧めても面白いと言ってくれました。
わたしもとても気に入ったので、
英語と日本語と両方とも何度も読み返して楽しみましたが、、、
なんだか、英語の方が楽しく感じてしまいました!
たぶん英語の方が、スピード感があるような気がしたんですが、、、
野良猫と話しが出来るおじさんとかが出てくるんです!すごい!
村上春樹のファンじゃないかたにもおすすめです!
英語版も読みやすいと思います!おすすめです!
読みやすいことは読みやすいおすすめ度
★★★★☆
平易な英語(ハリポタよりちょっと難しいくらいか?)でぐいぐい引っぱり
飽きることなく最後まで読み通せます。
村上春樹の文章力は評価が高いですが,翻訳版でも
展開のうまさや構成力が生きている,というのが,
どんどん読めてしまう理由だと思います。
もちろん,翻訳もうまいと思います。
面白かったのが,知的障害者のナカタさん,「フクシのお世話になっている」そうですが,
「SUBSIDY」と言うべきところを「SUB CITY」と言ってるところです。
「副・市」でしょうか?
原作は1000ページくらいある上下巻ものですが,
このVINTAGE版は,ちょっと大きいけど470ページ弱の1冊に収まっていて
お得な感じもします。
内容は難解だと思います。
最後までがーっっと読ませておいて,「あれ,終わり?」という感じです。
物語をわざと収束させず,色々な謎をオープンなままにしているのです。
そういう話をあれこれ解釈して咀嚼するのが好きな方にとっては
余韻の残る傑作と感じられると思います。
出来は非常に良いです。おすすめ度
★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
!いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
村上春樹の『Kafka on the Shore』(原題『海辺のカフカ』)は『The Wind-Up Bird Chronicle』(原題『ねじまき鳥クロニクル』)と同様、どの点をとっても、壮大で無限な広がりを感じさせる小説だ。『ねじまき鳥』が、並々ならぬ意欲作で完成度の高い作品として世界中で絶賛され、その人気がいまだ衰えることをしらないことを考えると、この小説も長く読み続けられていくことになるだろう。 この優れた新作小説も過去の作品と同じく、驚異的な拡張性と、読者を仰天させ、楽しませ、魅了する力をもっている。メタフィジカルな現実を描いたこの力作を動かすのは、2人の人物だ。1人は10代の少年、田村カフカ。彼は、オイディプス王と同じ恐ろしい予言(父親を殺し、母親と交わるだろうというもの)から逃れ、長い間行方の分からない母と姉を探すために家を出る。もう1人は、戦時中の苦悩から立ち直ることのできないナカタという頭の弱い老人。日常生活の基本的な営みさえ理解することができない彼は、理由も分からないまま、カフカの方に引き寄せられていく。2人の長い冒険は、読者にとっても当事者たちにとっても謎めいているが、生き生きとした共演者たちと夢のような出来事により、一貫して中味の濃いものになっている。たとえば、猫と人間の会話、ヘーゲルの言葉を引用する売春女を雇っている亡霊のような客引き、森をさまよう第2次世界大戦のころままの兵士、空から降ってくる魚の雨。犠牲者、加害者ともにその正体が謎に包まれている殺人事件。これについては、その他諸々のことがらと同様、最後に答えが見えてくる。カフカとナカタさんの絡みあった運命はしだいに明らかにされていき、1人は完全に自分の宿命から脱出し、もう1人は自力で新たなスタートを切ることになる。
大傑作『Kafka on the Shore』は、世界が誇る真に偉大な作家のひとりである村上春樹の力量が、最高に発揮されている小説だ。