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村上春樹 ウィキペディア

村上春樹「聽風的歌」(風の歌を聴け) 電影版片段 Murakami Haruki / Hear the Wind Sing


村上春樹 動画

ポートレイト・イン・ジャズ 和田誠・村上春樹セレクション
ポートレイト・イン・ジャズ 和田誠・村上春樹セレクション
和田誠、村上春樹、お気に入りのジャズですから、悪いはずがありませんね。それはさておき、付属の村上春樹が書いているライナーノーツがとにかくいいです。ジャズにまつわる個人的な逸話です。他では読めない文章ですので、それだけでも価値があります。




ポートレイト・イン・ジャズ
ポートレイト・イン・ジャズ
ジャズ好きの村上春樹(かつてジャズ喫茶を経営していたこともある)と和田誠の共著の「ポートレイト・イン・ジャズ」という本からインスパイアされ、両人が選んだオムニバス盤。音源はヴァーヴが中心。面白いのは、その選曲。超有名曲や超名演奏にこだわらず、「極私的」な選択。ビル・エヴァンスの「マイ・フーリッシュ・ハート」などの超有名曲以外に、スタン・ゲッツの「ムーヴ」始め、あまり知られていない曲も多い。両人のジャズの趣味が分かるのが面白い。ビッグ・バンドからピアノ・トリオまで、色々楽しめる。表紙イラストはもちろん和田誠さん。




マジカル・ミステリー~トリビュート・セロニアス・モンク&村上春樹~
マジカル・ミステリー~トリビュート・セロニアス・モンク&村上春樹~
ギターという楽器&ジャズ・ギターの魅力を再確認~
北川拓の記念すべき初リーダー・アルバム~
この作品に出会って、まずそのギターの音色の美しさに感動した。そして、あくまでも自然に、流麗に漂うようなメロディが心を打つ。
1965年に東京・高円寺で生まれ、12歳でギターを始め、15歳より「メイト音楽院」にて小塚泰氏に師事。21歳で同校の講師となり、その頃から演奏活動を始めたという北川拓。ギターを始めた頃はフォーク~ビートルズに熱中し、本格的に演奏活動を始めるとラリー・カールトン~ジョー・パス等に傾倒していったという。その後、ビ・バップの呪縛に捕らわれ方向性を見失うも、「ギターはギターらしく弾けばよい」と再確認し、再び活動を始めたそうだ。
2006年に結成した西川輝正(b)、橋本学(ds)とのトリオにより、オリジナル5曲を含む全7曲を収録。己のテクニックをひけらかすのではなく、ギターという楽器が持つ魅力を見事に表現した作品だ。(The Walker's 加瀬正之)




Vintage Murakami
Vintage Murakami
村上春樹の代表作から、短編、中編、長編の一部といったように、エッセンスを集めた作品集です。
日本では未だ『村上春樹傑作集』のような本は出ていないことから見ても、この作品集は著者が今までに歩んできた軌跡を知るのにも最適だと思います。

村上春樹は言うまでもなく、現在、海外で最も高い評価を受けている日本人小説家の一人です。
この本によって、海外の読者がさらに増えるのは間違いないでしょう。

しかし私は日本の『村上春樹フリーク』にもこの本を薦めたいです。
私自身、村上本の愛読者ですが、読了後、さらに著者のことが好きになりました。彼の文章は時として難解だと捉えられますが、英語で読んでみると、意外なほどすっと理解できることがあります。そのあと、再び原文(日本語)を読むと、著者の意図することが以前よりも深く心に沁みこんできます。
著者の文章が英語的だから?小説を少し違う角度から眺められるから?
本当の理由はわかりません。
いずれにせよ『Norwegian Wood』『Honeypie』読んでみてください。心に深く突き刺さります。

また当然のことながら、英語圏の友人に『日本人の作家で、誰か面白いやつはいないか?』と尋ねられたとき、間違いなく推薦できる1冊です。





Norwegian Wood (Vintage International Original)
Norwegian Wood (Vintage International Original)
"Death exists, not as the opposite but as a part of life."

1987年の村上春樹著「ノルウェイの森」のJay Rubinの英訳バージョン。

原著は、僕が高校生の頃、初めて読んだ純文学であり、洋書は僕が初めて読んだペーパーバックになった。それだけ記念の一冊。

他のレビュアーを見ると意見は割れているけど、英訳バージョンでも、村上氏の軽い文体も、胸が熱くなる独語感も、雰囲気は出てるんじゃないかと思う。

一部、単語のレベルが高くて読みこなせない部分があったけど、またいつかもう一度、この本を手に取りたい思う。その時には、ちゃんと読みこなしたい。




Kafka On The Shore
Kafka On The Shore
This was given to me as a present from a former student. A fine gift! I'm looking forward to reading this in Japanese because I'm interested to see how it feels in the native language. The story follows two strangers whose lives are strongly interwoven. The boy runs away from home and the old man searches for him. Simple enough, but the pair of them are damaged. In the end they are fixed. The book seems to point one way and then finally leaves certain things just up in the air, but focuses so strongly on the characters that you don't mind the magic left alone. Maybe too many books play around with setting details and don't make us care enough about the characters. A satisfying read with plenty of shocks along the way.




風の歌を聴け
風の歌を聴け
何だか80年前後が懐かしく感じられた。真枝寺君江が実に美しい。小林薫、室井磁などの若い頃も観れます。
村上春樹の原作ファンの評判は非常に悪いが、新しいところがないにせよ、ATGだけあってか結構楽しんで観れた。小説とはぜんぜんちがうものだけど、少なくとも自分は、観た後に何かが心に感傷を残した。大森一樹作品の中では観る価値があると思う。




トニー滝谷
トニー滝谷
村上春樹氏の短編集『レキシントンの幽霊』所蔵の「トニー滝谷」をうまく映像として表現できていると思います。

まあ、そもそも村上氏の「トニー滝谷」自体がフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』のワンシーンにヒントを得て書かれたものだとは思いますが、物質主義による逆説的なニヒリズム、すなわち虚無感という、現代人の誰しもが心のどこかで感じているだろうものを、宮沢りえ氏の好演や、空虚感を醸し出させる映像の工夫によって、視聴者は感じることができます。




トニー滝谷 プレミアム・エディション
トニー滝谷 プレミアム・エディション
『トニー滝谷の本当の名前は、本当にトニー滝谷だった。』
冒頭シーンに入る朗読に似たナレーション。村上春樹さんの作品が持つ独特の空気を
体現している事に驚き、うれしくなった。

息子にトニーと言う風変わりな名前を付けるジャズマン
滝谷省三郎(イッセー尾形の二役。)の描かれ方が抜群に良い。

戦前の上海で一瞬の名声を得て居た時と、全て喪い捕虜収容所に入れられ
『そこでは生と死のあいだには、文字どおり髪の毛一本くらいの隙間しかなかった。』と
呟いてからの表情やセリフ回しがガラッと変わっている。

父親に向かない男に放任されたまま、生まれながらの孤独と喪失を抱えて育つ息子トニー。
イッセーさんが学生時代からの彼を演じて居るのも、
世界から隔絶され独り老成してしまわざるを得なかったトニーの内面が
上手く表されているように思う。宮沢りえの好演も素晴らしい!!。

彼女が登場した途端、画面が明るく輝き出す。『トニー滝谷の人生の孤独な時期は終了した。』
その言葉がピッタリ当てはまる程の存在感。洋服を着るために生まれて来たかの様に、

とても自然に服をまとう女性。しかも、洋服に向ける熱情が暴走し、
遂には手当たり次第に高級ブランドの服を買わずには我慢が出来なくなって行く女性。

この難しい役を堂々と演じ切った彼女に拍手を贈りたい。
この彼女の熱演がなかったら、終盤におけるトニー滝谷の埋めようのない空白と、
欠落を引き受けての再生への意思表明も質の違う物になってしまっただろうから。

原作に対する最大限の敬意と愛情が伝わってくる作品です。
二つを見比べるのも発見が有り面白いと思います。




100%の女の子 / パン屋襲撃
100%の女の子 / パン屋襲撃
およそ20年前,学生時代にPFFで初めて観てラストの佐野元春に思わず鳥肌たててしまったあの頃の自分が恥ずかしくも懐かしい。この年になってDVDで観れるなんて幸せ過ぎて年をとるのも案外悪くないかもと納得させられそうです。現在の人びとがこれ観てどう思うのか分からないけど。室井滋も何だか愛しい。出来はともかく個人的な思い入れだけで星四つ。あの時代の映画少年たちにとってある種の踏み絵とも呼ぶべき映画。




風の歌を聴け
風の歌を聴け
大森一樹の作品と言えば、「ヒポクラテスたち」を大方の人は挙げると思うが、私はプロ以降
の作品ではこの「風の歌を聴け」を第一に挙げたい。プロ以降と書いたのは、アマチュア時代に
「暗くなるまで待てない」という、とてつもない快作を学生仲間と撮っているからである。

村上ファンには顰蹙を買うであろうことを十分承知で、大森一樹は映画化したに違いない。
また村上春樹が映画化を許諾したのは、阪神間であっという間に通り過ぎてしまう街「芦屋」
に若い日の二人だけに通じ合った思い出があったからである。(大森一樹談)

鼠が住むレストランは、夙川に実在したクリスボンというレストランである。ローバーミニが転倒する
場所は、今は無き西宮球場前である。海縁に建つ「移情閣」の脇には、今は明石大橋が存在する。

真行寺君枝と小林薫のベッドシーンは、フランス映画のワンカットのようで私は大好きだ。
昔からラブシーンの演出が苦手であろうと推察される大森一樹の「一発逆転芸」である。

そもそも村上春樹小説を映画で見るなどというのは、どだい無理なのだ。
今は大衆娯楽作に甘んじている大森一樹が、村上春樹の小説&ヒカシュー「巻上公一」の音楽
という難しい題材にチャレンジした若き精神と室井滋発掘という快挙に星4つを贈りたい。






モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号
モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号
「コネチカットのアンクル・ウィギリー」(野崎孝旧訳では、「コネチ
カットのひょこひょこおじさん」)の会話のドラマの鮮やかさに、ハッと
させられました。

ユダヤ系の共同体、その知的な共同体から少し離れたところにいる主人公、
過去の思い出、友情、そうした主人公のすぐそばにいる子供たち。説明は
少なく会話がメリハリよくポンポン続く構成なので、読み取るのに少しの
苦労がありますが、こういう作風の映画(ニキータ・ミハルコフ?もっと
ダイレクトにはウッディ・アレン)に馴染みがあれば、とても面白く読む
ことができます。

柴田元幸訳は、野崎訳のデジタル・リマスター版といった趣で、細部まで
くっきり焦点が合っている訳文であるような気がします。ただし、二つの
訳を読み比べたり、原文と照らし合わせたりしたわけではなく、ただの
印象論ですが。

きっと注釈のしがいのある小説なのだと思いますが、あとがきも何もなしに
本文だけで構成されているところが、とてもクールだと思います。装丁も
ベリー・グッドです。

ただしこういう具合の精神の繊細さ(というかトンガリ具合)は、思春期
後期特有のもので、それを文章で極めて見事に掬い取っているのですが、
何というかうまく言えないのですが、とても危険な作業なのだと思います。

結局、サリンジャーは小説の筆を折り、世捨て人として一人隠れ住んで、
性狷介な伝説の作家となっていくのですが、立ち入り危険な精神の領域を
描いたからだったようにも思われてきます。後知恵かな??








ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
主人公と直子との恋。それは、表面上は静かで穏やかに見えた。
けれど、心の中ではお互いがお互いを激しく求め合っていた。
だが、求めても求めても決して得ることのできないものもある。
二人は、寂寞感を抱えながらも一生懸命生きようとしたのだが・・・。
ほかに道はなかったのか?こんなにも哀しい生き方しかできな
かったのか?激しい哀しみは、時に人から生きる意欲さえも
奪ってしまう。そこからどう立ち直り、どう自分を再生すれば
いいのだろうか?読んでいて胸が痛い。ラストに、ある女性が
主人公に言った
「痛みを感じるのなら、その痛みを残りの人生を通してずっと
感じ続けなさい。そしてもし学べるものなら、そこから何かを
学びなさい。」
という言葉が強く心に残った。




ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
ブームはとうの昔に過ぎ去ったいま、この名作を読んだ。
読み終えた翌日の朝、息を吸うたびに、この本の世界に引き込まれるのを感じた。

矛盾だらけの世の中で、誠実さを貫き通すのは難しい。
そんな中で、主人公のワタナベ君は孤独を選び、親友たちは死を選んだ。

その彼らが恋愛する。その愛の形は不器用だ。
でも、とてつもなく「切ない」そして「うつくしい」。

ハデハデしい描写は一切ない。文章だってケレンミない。
でも、生きることの辛さ、生き抜くことの大切さを、静かに深く訴えかけるのだ。

いまは軽薄な世の中だ。改行だらけスカスカの恋愛小説が好まれている。
メディアミックスとかなんとかで、売れればいいという発想が蔓延している。

そんな世相にあって、「これはホンモノ。ホンモノはすごい!」と叫びたくなる一冊。

PS.ヒロインの緑が魅力的。いままで読んだ本の中で一番惹かれる女性だ。









ゆうべ 村上春樹 が夢枕にたたれてこうおっしゃったッ・・・!


歌手としても活躍中の人気アイドル 村上春樹。トークコーナーでは「あまり普段着ないんだけど、大人っぽくしようと思って」ワンピース姿で登場。
特にお気に入りなのは寝起きのシーン。「ピンクの水着で、雰囲気が可愛いんです」とPRした。

こりゃあようするに一言で言うとあれだ

『 結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。 』( ハイネ )

よ~く考えなあかんで!

村上春樹と夙川
村上春樹。 高校時代は本当に何度もよく春樹文学を読んでは、ハルキワールドに逃避していた。 寝る前にベッドの中で村上春樹を読んで現実逃避しては、毎日のように金縛りにあうというなんともストレスフルで地獄のような高校時代を送っていたわけだけど。 ...

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アフターダーク / 村上春樹
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出会い
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1973年のピンボール/村上春樹
『風の歌を聴け』に続く村上春樹の青春三部作の第2弾『1973年のピンボール』。 よく晴れた日曜日の朝、“僕”が目覚めると、両脇には双子の女の子がいた。名前を尋ねてみたものの、片方は「名乗るほどの名前じゃないわ」と言い、もう片方も「実際、たいした ...

「ねじまき鳥クロニクル」村上春樹
村上春樹の読ませる力は どこにあるんだろう。 表現力? ストーリー? 会話? どうも 全体的なストーリーというよりも 細かい場面展開というか各ブロック単位の面白さと言うか。 ちがうか。

村上春樹新刊「将門記(物語の舞台を歩く)」? アマゾンにクレーム
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風の歌を聴け/村上春樹
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村上レシピ
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村上春樹読書講演会 その4 開演!
この方が村上春樹氏の紹介をされているということはわかったのですが、村上氏がヤクルトスワローズのファンだと紹介したのはわかったのですが詳細には聞き取れませんでしたが、 アメリカに住んでおられるmame-honeyさんのブログ「優しい時間」を拝見 ...

村上春樹








吉谷やしよ | あさぎり夕