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+ ダーク・ナイト +

ダーク・ナイト

サントラ
おすすめ度:★★★★★
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悪意
おすすめ度 ★★★★★

映画本編の重厚さと美しさに、過激にリンクするスコア。
前作に引き続き、ハンス・ジマー氏とJNハワード氏の競演作品。

とはいうものの、明確なクレジットはないがライナーなどの記述を読んだり
それぞれのトラックを聞いていると、役割分担があったであろう事は
容易に想像できる。
つまり、バットマンやジョーカー場面のトラックはジマー氏、デント場面のトラックはハワード、
という具合に。

従って、実際にはコラボレーションしたわけではなく、分業だったはずである。
但しラスト・トラックは、2人のコラボレーションのような気もする。

キャラクター設定の特異さ故に、どうしても派手なジマー氏(派手ではなく不気味か?)
のトラックに耳が向いてしまいがちだが、ハワード氏のトラックも悲壮感が充満する
重厚なトラックに仕上がっている。

映画本編に使用されていないトラックすらも網羅されていて、また、映画進行に
伴った配置にはなっていないが、非常にスマート且つスタイリッシュ、そして本当に
重厚でメロディを極力排除したような音響彫刻並みのトラックは、最早現代音楽の
様相ですらある。

低重心で強く、強烈な悪意が充満する世界の人々。

ジマー氏の最近のアクション・スコアは、日本の川井憲次氏とも微妙にクロスしそうだが
打楽器系を前面に打ち出した、実験的なスコアが多い。
かつて、ジャーマン・ニュー・ウエイヴの世界でエレクトロニック音楽をやっていた同氏が
当時ドラムスの音をメインにしたハンマー・ビートのスタイルが、徐々にこの傾向に
変化していくのは至って自然だし、大歓迎。

ジマー氏単独のスコアだと、最早サントラ盤としてはかなり実験的な盤になって
しまい(それはそれでいいのだけど)一般的にはかなりキツイ盤に
なる可能性もあったので、ハワード氏との叙情的なミックスは結果として
良かったかもしれない。

映像本編も実際、凄まじい作品となっていたが、それを更に盛り上げる
スコア盤であることは間違いない。



感動
おすすめ度 ★★★★★

このダークナイトのサントラを聞いているだけで、映画を観ているような感覚に襲われる。
気付けば手に汗をかき、自然と涙が出てしまう。
ダークナイトを一度でも観たことのある人に、是非聴いて欲しいサントラです。



バットマン活躍時のテーマ曲
おすすめ度 ★★★★☆

前作「バットマンビギンズ」に引き続き映画音楽の大御所ハンス・ジマーとJ・N・ハワードの2人が共作したサントラ。ハンス・ジマーは「バックドラフト」の作曲家としても有名。

「ダークナイト」を見て、おそらく多くの人が特に聴きたくなるのが「バットマンのアクション時にかかるテーマ曲(予告編使用曲)」と「ジョーカーが出ている時にかかるジョーカーのテーマとも言える曲」の2つだろう。

まずバットマンのテーマとも言える曲はかなり色々な箇所で使用されているのだが、特に8曲目、12曲目に多く使用されている。ただし、このテーマ曲の単体版はサントラに無いので、どうしても単体で聴きたい人は「バットマンビギンズ」サントラの10曲目も併せて聴くと良い。
次にジョーカーのテーマ曲とも言える曲はやはり1〜2曲目だろう。このサントラで最大の聴き所でもあり、もっとも「ダークナイト」らしさが出ているスコアだ。1曲目は映画冒頭のシーンに使用されていた。ジョーカーの登場〜バットマンの活躍を想起させる曲編成だ。

この新バットマンシリーズ(ビギンズ&ダークナイト)のサントラは映画と全く同じ構成で収録されていない。未収録の曲も多く、さらに色々な箇所の曲を繋ぎ合わせた編成が多く、実は映画と全く同じスコアではない。よって星一つぶん減点とした。

しかし、映画を見た後で「ダークナイト」の世界により浸りたいという人にはうってつけのサントラであることは間違いない。曲編成の違いもひとえにアルバムとして聴きやすくする為だろうし、ビギンズの頃よりも非常に洗練されたスコアが聴ける。

ちなみに日本盤と輸入盤で曲自体の違いはない。輸入盤のスペシャルエディションは3面デジパックジャケット仕様で数点の正方形カードが付属するというオマケがある。



凄いサントラです
おすすめ度 ★★★★★

何と言っても冒頭のジョーカーのテーマが心に刺さりました。不気味で扇情的、それでいて予断を許さない
狂気と緊張感を強いる構成は、個人的にかなり斬新です。
本編中のキャラクターに、BGMがここまで一体化を果たしたのは、過去のサントラでも結構珍しいケースの様に
思いました。
又ビギンズで地味に聴こえたバットマンのテーマが、ここまで深く染み込んでくるとは思いませんでした。
単調なフレーズで、バットマンが持つミステリアスなムード(これはバットマン自身が抱える心の闇との
葛藤も表現している)に、上記のジョーカーのモチーフが、それを嘲笑うかの様にチラついてくる構成は見事。

全く個人的に、ではありますが、同じハンス・ジマーのブラックレインのサントラを思い出しました。
特に僕の中でヒース/松田をリンケージさせたつもりはなかったのですが、
悪役、狂気、街、それに対峙する屈折したヒーローとその友情、というストーリー上の図式故なのか
ここ最近の氏の作品の中でも、特にブラックレインのアプローチを思い起こさせる作品だったと思います。
勿論あの東洋風味は無いし(笑)、経年による熟成や技術の進化、なによりジェームズの参加で
ブラック〜以上の荘厳さを兼ね備えた音になっている訳ですが・・

期せずして夜のドライブに最適なBGMです(笑)。
サントラファン、映画を御覧になった方はマスト・バイではないでしょうか。

追記 前回のサントラのトラックリストは、コウモリの種類が名付けられていたそうですが、
今回は台詞からのタイトリングの様ですね。どうせなら印象的なジョーカーの台詞に絞って欲しかった気も
するけど、やはり「Dark Kngit」は外せないかもですね。



絶賛に価するのは、ヒース・レジャーだけじゃない!
おすすめ度 ★★★★★

「ダークナイト」は、2時間30分余り、憤怒と悔悟、哄笑と苦悩のマグマを噴出させているような傑作だが、そのサントラ・アルバムもまた、恐るべき出来栄えだ。
とにかく、まず出だしの“WHY SO SERIOUS?”を聴くがいい。不協和音とノイズ、不気味に響く打楽器と不安感を増長させる羽音、神経が麻痺していくようなリズム、ひたすら悪意の彼方へ堕ちていく感覚、正に邪悪で殺気立ったムードが蔓延している。聴くだけで鳥肌が立つ事って滅多にないのだが、これはかなり冒涜的だし、危ないし、映画の作品世界を凝縮させている。
各楽曲の構成、バランスも抜群だ。精神が掻き乱されるような緊迫感あるサウンドたちの合間に美しく抒情的な旋律が挿まれ、悲壮感すら漂わせるメイン・テーマまで、ヴォリューム感たっぷり、全曲聴き終わった後のポテンシャルと疲労感は尋常ではない。
ハンス・ジマー&ジェイムス・ニュートン・ハワード、ハリウッドを代表する作曲家ふたりのコラボが、新シリーズ2作目にして見事に決まった。
個人的には、「バットマン」と言えば、ダニー・エルフマンのあの勇壮なテーマが好きなのだが、こちらは、映画音楽と言うよりも、まるで「バットマン」の世界観を音楽で表現したような哲学的な深みを感じる。
映画を観て、その魅力にはまった方は、このアルバムを聴いて、その実験的、野心的アプローチに改めて感服するのではないか。



はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★

これが発売されるのを心待ちにしていました 。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
ホント満点を付けても良い出来です。



ダークナイト 動画

ダークナイト



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