子どもの気持ちを本当に分かっているのか? と自問してしまうおすすめ度
★★★★☆
日本人の書いたものではなく、生活習慣も子育て文化も違うアメリカ人の書いた本というのが気になりましたが、全く心配無用でした。
日本もアメリカも、親が子を思う気持ちは同じ。
子を思うあまり、よけいな口出しをしてしまうことも同じ。
子どもとのコミュニケーションに悩んでしまうのは、万国共通のようです。
著者が教えてくれる解決策は「子どもではなく、親が変わろう」ということです。
子どもの気持ちを否定していませんか?
気持ちを尊重してもらえないと、どう感じる?
読者に問いかけながら、子どもの気持ちになって考えることの大切さを諄々と語りかけてくれます。
つい親が口に出してしまいがちな小言や説教、エスカレートして罵倒する言葉やおどし文句を、著者は「役に立たない態度」と言い切ります。
そして、具体的な解決法として「子どもの協力を引き出す方法」「子どもの自立を養う方法」「子どもを役割から解放する技術」など、(ここだけはアメリカ人らしく)箇条書きで示してくれます。
あっ、これは気をつけなくちゃ、とか、あぁ、これは実践している、と自分の子育て経験と比べながら、腑に落ちる読書をさせてもらいました。
特に印象深かったのが、「罰の代わりに解決策を考えよう」です。
子どもに罰を与えても効果はありません。罰を受けた子どもは心を乱してしまい、自分のしたことを後悔するよりも受けた罰のことばかり考えます。子どもに本当の反省の心は起きてきません。
本書を読んで、
「大人になった自分は、
子どもの気持ちを本当に分かっているのか?」
と、自問してしまいました。
親になるということは、自分の子ども時代を思い出し、少年時代をもう一度経験するようなものかもしれません。
我が子と自分のコミュニケーションを見直し、自分を振り返るきっかけになる本でした。
この本で助ってますおすすめ度
★★★★★
働くママです。いたずら盛りの男の子が二人います。つい忙しくてきつく叱ってしまう自分に自己嫌悪に陥いりそうな時、この本と出合い、助けられました。ほんとに目から鱗でした。読んでよかったです。CDがあるので通勤中に聞けるところが更に助かってます。読み返したくても育児中に本なんてなかなかゆっくり読めないですもんね、、、。特に私のような忙しいお母さんにお勧めしたいと思ってお昼休みに初レビューしてみました。育児に悩んでる人に是非読んでほしいです。
これは、運命の出会いおすすめ度
★★★★☆
探していたものに、やっとであえた!!
忙しくて、本をじっくり読めない私にCDは救いです。
眠る前の少しの時間ですが、聞き始めました。
いつも、仕事と子育てが忙しく、ちょっとしたことで、すぐイライラしていた私が、聴いているうちに、癒されている不思議な本です。
やさしいお母さんになれそう…です。
探していた本がみつかりました! しかもCD付で!おすすめ度
★★★★★
わが子に対して、すぐに叱ってしまい上手くコミュニケーションがとれない自分に悩んでいました。「これでよいのか」と疑問を持ち続けた毎日でしたが、この本には解決するすべてがありました。
親子だけじゃない奥の深いコミュニケーション論おすすめ度
★★★★★
子育て中の友人にプレゼントとして買ったのですが、
友人がかなり気に入っているので、気になって自分でも読んでみました。
友人は、ここで書かれている方法を使ってイライラしなくなったそうです。
アドバイスをするよりも黙ってきいてあげた方がいい、とありましたが、これは子どもに対してだけじゃないなあと思いました。
親子のコミュニケーションについての本ですが、親子関係以外でも使える方法だと思います。
子どもを持つ人だけでなく、子どもと接する機会のあるすべての人に読んでもらいたい本です。
CDも、とても楽しく聴くことができました。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。